2013年5月31日金曜日

宮部みゆき著 「桜ほうさら」の感想。

先週末。
体調悪くて一人で大騒ぎして、翌日病院に行って検査してきました。

その検査って、人によっては大したコトないらしいんだけど、私にとっては大したコトある。



もうね、くぁwせdrftgyふじこlpってなりました。




激痛っていうか、何とも言えないすんごい苦痛。

あまりの苦しさに声も出ない。



その検査のダメージが大き過ぎて、その後翌日まで苦しんでたMegでした。。
先生ごめんなさい。



検査の結果はまだ分かんない。
明日聞きに行って来ます。
ちょっと怖い気もするが。。


まぁいいや。




「桜ほうさら」もう読み終わってました。
感想というか、思ったコトを書きます。
毎度ながら、ネタバレなしです。


「桜ほうさら」ってどういう意味だろうと思ってたら、甲州の方言で「ささらほうさら」という言葉があるらしい。
意味は、「色々あって大変だ」なんだって。
意味はともかく、響きがきれいだなぁって思ってた。
「桜ほうさら」ってコトは、色々あって大変てコトと、桜がたくさんある中で始まる話ってコトを掛けてるんだろうなって思いました。


物語は、浪人笙之介を主人公に宮部先生得意の江戸は深川、富勘長屋を舞台に進んでいきます。
汚名を着せられ切腹した父の、その汚名を雪ぎたいという願いを持って江戸で暮らし始めるところから始まります。

ミステリー色を持ちつつ、人情話って感じかな。
幾つかの別筋の話を織り交ぜながら最後に繋がっていきます。



読んでて強く感じたのは、文字は大事に丁寧に書くようにしよう、と。
日本語って、口頭や読み書きだけじゃなくて、文字そのものが芸術になる。
茶道でお掛け物なんて、画像載せてるでしょ。




脱線するけど昔から高貴な人達は「花押」というのを持っていました。
武将の皆さんとかね。


いや、今でも茶道の家元とか、多分天皇家の人達も持ってるんじゃないかな。
歴代内閣総理大臣(彼らが高貴かどうかは別にして)も持ってます。
エライお坊さんとかも持ってるかも。



こんなヤツ。
私も持ってる茶扇子。
表千家歴代家元の花押です。





茶道の世界では、お道具の箱書きに家元の花押があるだけで価値が上がる。

海外で言うサインみたいなものだけど、真似出来ないようにどこからどう書くのか分からないようになってます。


何よりも、サインじゃものの価値は上がらない。



一般庶民の私達は、通常は印鑑でしょ。
それだって本人確認にしかならないし、もっと正式に本人確認が必要な場合(土地屋敷購入なんかで借金する場合とか)は実印登録して印鑑証明を提出しろとかあるけど、印鑑証明出したところで何かの価値が上がりはしない。
借金の金利とか上がったら最悪だよねぇ。
単なる本人確認。



まぁそれは脱線なんだけど、花押の話じゃなくて、物語の中心になってくるのは文字の「手跡」。
要するに筆跡です。


文字は書く人の為人を映す、らしい。

私で言えば、私の書く文字は、文字だけを見るなら男性の字か女性の字か一見しては分からないって言われたコトがあります。
為人を映しちゃったら、あんまり嬉しくない表現ではある。



書道は習ったコトない。算盤塾派だったもんで。
もし新たに習い事を始めるなら書道やりたいなぁとは思ってるけど。。

一応。。ペン検二級は受かったから、ミミズがのたくっては。。いないと。。思う。たぶん。
数少ない自慢をするなら、漢字検定準一級。(∀`*)ゞイヤァ 
その他なんの役に立つのかよく分からない資格や級なら色々ある。けど、履歴書に書いても「ふうん」で済まされる_| ̄|○ il||li


けど、もう少し自分の文字にも責任を持って書いてみようと思いました。
元々手書きは好きな方だし。




物語の後半、とっても悪い意味で「ジョーカー」的な人物が登場します。
立派な手跡。
でも性格は最悪。
なんだけど、何となく理解出来てしまうその人物のバックグラウンド。
余程の事があって性格が歪んだんだな。。それまではきっと、もっと向上心や前向きな気持ちのある人物だったんだろうなぁ。。と、憎み切れない悪役とでも言うか。
でもインパクトは相当強い。




なんとなく切ない気分にもなるけど、そこは人情話。
それなりに救われる(でも現実的)ラストが用意されてます。
何でもかんでも完ぺきご都合主義的なハッピーエンド話は漫画の世界の領分だと思ってるので、それが本当に救われてるのかどうかは読む人の視点に因ると思います。
ハッピーエンドも読みたい時あるけどね。



確かに今までの時代小説とはちょっと違った切り口だなぁとも感じました。
帯に「新境地」って書いてあったし。



あらすじも何も書かないけど、興味があったら一読をおススメします。
面白かったよ。





2013年5月26日日曜日

一回休み。

体調悪いよ~。
女子の体調はめんどくさい上に、この体調の悪さはなかなか理解してもらえない。
いつもと一緒なら騒がないよ~。



原因はたぶん、あれだな。
ストレスや、ストレス、或いはストレス。




とにかく血を作るべく、なんとかして肉食べます。


ええ、単なる貧血です。




そんな大したコトないです。
うぎゃぁぁって言いたくなっただけです。
八つ当たりとか出来ない性分なんで。




明日、仕事が終わったら病院へ行って来ます。
ダメだこりゃぁ。。





2013年5月24日金曜日

フラッシュモブに参加したい。

何だか今週は長かった~。
ってか、今月がとてつもなく長く感じてます。

なぁんか、色々あったしなぁ。



しょっちゅうYouTubeを漁ってる私ですが、楽しい動画を発見していたので、載せます。


色々あるんだよ。
いきなり街中でマイケルの「Beat it」を皆で踊り出すとか、歌い出すとか、いきなり始まるのが楽しい。

仕掛ける側になってみたい。
祭り大好き。



告知みたいです。
「Beat it」。


参加したーい。
こういうのって地元でやんなきゃ面白くないじゃん。
やれよグンマー。

マイケルは一度だけ群馬に来たコトがあります。
群馬サファリパーク。
当時新聞に載ってた。




頼むから早く言ってくれ。。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。と思った。






でも不思議なのは、どうしていつも「Beat it」なんだろう??
皆が踊りやすいから??






ヒースロー空港にて。
ゲートから出てきてこれやってたら笑顔どころか涙目になりそうです。







よくよく調べてみると、フラッシュモブ・ジャパンという会社発見。



何かやろうよグンマー。








2013年5月19日日曜日

榛名山ヒルクライム

今日19日の朝、榛名山ヒルクライムが開催されました。


ええまぁ。
私が出場する訳がありません。
弟です。



ホントは応援に行くつもりで今日は予定入れずに空けてあったの。
けど、昨日受付に行って来た弟曰く、

ねぇちゃん一人でなら行かない方がいいと思うよ~。


だそうで、よくよく概要を見ると確かに応援バスが出るものの、6:30に受付して先に榛名湖畔のゴール地点に向かうそうな。
で、初級~上級までの出場者4,000人超全員がゴールするまで榛名湖畔から下りて来られないからだそうで。



弟等出場者はゴール後自分の自転車で下りていくのですが、バスはそうはいきません。
危なくてしょうがない。

で、応援に行くのは敢え無く断念。
お姉ちゃんは弟のスタート前に頑張れメールくらいはしたけど、その後ふて寝しましたとさ。
いやお姉ちゃんもね、昨日かなりレッスンして疲れてもいたのよ。。




でもここで終わらせないぞ!と思い、弟に画像を撮ってもらうようタスクを与えました(笑)




と、その前に。。

この榛名山ヒルクライム、初心者、榛名神社コース、一般(榛名山)でコースの長さが変えてあるそうです。

ハルヒルHPより。


初心者→ 榛名神社一之鳥居まで。
榛名神社前まで。
一般→ 榛名湖畔まで。


つっても、初級コースだってかなり登るよ。
ずぅ~っと登り坂。

一之鳥居はコレ↓
ずっと歩いていくと榛名神社に辿り着きます。
えらい距離を歩くけど。



榛名神社まで更に登り坂続き。


榛名神社について脱線補足しておきます。


昨今の榛名神社はパワースポットブームで有名になっているようです。
行ってみると結構すごい。歩くけど。


中級コースはここまで。
榛名神社の入口です。




入口の門をくぐると参道をずぅ~っと歩きます。
本殿まで10分以上は掛かるかな??
周りの景色に圧倒されながら歩くので苦にはならないけど。




こんな岩の間を上って。。




双龍門。




参道沿いには七福神の皆さん。




本殿。
この本殿の建物は、後ろ側が岩に突き刺さってます。




こんな感じで。
御姿岩です。



久しく行ってなかったので、父の喪が明けたら行ってみようと思ってます。

結構すごいよ。
ここには載せないすごいトコが他にもあります。




本線に戻り、弟まーくんは一般コースです。
榛名神社からが本気できつい。
ってか、普通に考えて自転車で登るとかあり得ない。
車だって登るの大変な険しい傾斜を登ります。



で、画像だからこそのサクッとゴール地点。
道中は行った人にしか分からないしなぁ。。



と思って探したら、






と色々説明してくれてます。




スタートの様子。
八木節。。なんだ。。
何かもう少しモチベーション上がる音にすればいいのに。
とか思ってしまう。



さて、弟に送ってもらった画像では、


ゴールの後は、なんか色々無料で食べれたらしい。
弟は平均くらいのタイムだったみたいです。
多少首痛くても平均なら重畳だと思うけど。
自転車で榛名山登れない人の方が多いからね。
私とか、私とか、私とか。




ちょっと調べてみたら、パラリンピックに出てるような選手が6人出場してたみたいよ。
世界レベルの人達です。
敵う訳ない。



弟ももれなくホットドッグ。



いつもは足漕ぎボートをもやってある桟橋だと思う。
いつも自分の部屋に持ち込んでいる自転車。





恐らく下る時の様子だと思うんですが、参加した選手の皆さんがずらぁぁ~っと並んだ画像も送ってくれてました。
確かにものすごい人数。

全員サングラスしてるし載せようと思いましたが、殊の外顔をしかめる人にやたらピントが合ってしまっているので止めておきます。
下向いてくれたら良かったんだけど(-_-;)
せっかく送ってくれたのにごめんよ。



そんな感じに盛り上がったらしい会場ですが、弟は相当サクッと帰って来たようでした。
まぁ疲れもあるし、明日仕事だし、遠方から来た人と違うしね。


画像ありがとね。


完走おめでとう。
お疲れさま。




出場された皆さんもお疲れさまでした。





2013年5月18日土曜日

群馬。

縦列駐車は一発で決める(コトもある)Megです。
普通の駐車なら大体切り替えさない。



ちょこちょこ出たり入ったりしていた時期もありましたが、生まれ育った土地が一番好きなのは誰もが同じコトと思います。
私も群馬大好き。


でも、相当にマイナーな県であるのは認めます。
そもそも群馬ってドコよ?って人が多そうな気配のするネット上です。
㊟画像はWebを探し回って拝借してきました。





ココです。
北関東の一番端っこ。
どうか関東の中くらいには入れておいてください<(_ _)>





最近スマホのアプリだかのゲーム?でまさかの人気になったらしい
コイツとか。






あまりのマイナーっぷりにネット上では、




こんなのとか





こんなのやら





インドだな。





自らやっちゃってるケド。




そんな扱われ方をしていますが、その通りです。




いやいや、一応電車くらいは走ってるけど、バスも走ってるけど、混んでないと思う。
高崎には新幹線も止まります。

群馬の自動車保有率は日本一だそうです。
一人一台以上になるらしい。
農家は農作業用に軽トラックの二、三台持ってるお宅もあります。
女性ドライバー率もかなり高い。




車じゃないとドコへも行けないからですが。





駅周辺以外はほぼどこでも駐車場無料。
下手すると駐車場がないとお店なんかはやっていけません。
アパートやマンションでも車一台までは駐車場無料が多い。



そうなると車がとっても便利な土地になります。
そして私のように、近所のコンビニへも車で行くようになります。
電車とかバスに乗るの、激しくめんどくさい。



飲み会にも車で行きます。
帰りは専門の運転代行業者を呼びます。
タクシー代行はあんまり見ない。

私は飲めないので関係ないけど。






ホントの群馬の景色は



多分、県庁辺りから赤城山を望む。
前橋です。





どこから撮ってるのかサッパリ分からない、高崎。






どこだか分からない夜景。





有名なのはやっぱり



草津温泉。
(湯畑)






それに、いずれその1/4がダムの底に沈んでしまう。。


吾妻峡。





私はこれが残念でならない。


程近くに川原湯温泉があって、その一角には夜暗くなってから走る吾妻線が銀河鉄道みたいに見える宿があるらしい。
坂を上る吾妻線の電車は空へ昇っていく銀河鉄道さながらの景色だとか。
一度、見てみたい。
「銀河鉄道の夜」も「銀河鉄道999」も好き。






こんな感じ。
上から撮ってるっぽいけど、宿の高さで見たらそう見えるかも。
生で見てみたい。
もう少し調べて行ってみようかな。








少なくてもダムに沈むのが1/4ならとりあえずの問題はなさそうな

上毛かるた。



小学生は殆ど全員がやります。
私のプロフィールもココから取ってます。



群馬の人は、上毛かるたを暗記してる為か、百人一首がどうも苦手という人が多い気がする。
あんまりやった覚えがない。

百人一首もちゃんと読んでみると好い歌がいっぱいあるんだけど。。






子供の頃は全国にあると思っていた


焼きまんじゅう。




焼き芋屋さんみたいに軽トラックで廻って来ては、荷台で焼いて売ってくれるおじさんとかいたなぁ。
実家の玄関先によく来てたので、その度に買ってました。
焼きたてが美味しい。
冷めると固くなるけどね。





なんにもないんだよなぁ。。と思いながら記事を書き始めたものの、挙げてみるとあるもんね。
そう言えば、ヤマダ電機やビックカメラも群馬発祥。
ヤマダ電機は、昔は前橋の小さな電気屋さんだったのにねぇ。。

キリがないんで、また小出しにします。




明日は榛名山ヒルクライム当日。
我弟まーくん、満を持して出場です。
が、若干首を痛めちゃったんだよね。。

本人は全力でやるって言ってたけど、結果よりも無事に走り切って帰って来るのをお姉ちゃんは願っているよ。




注意; 
明日19日は榛名山ヒルクライム開催の為、榛名方面へは7:00~13:00まで、交通規制が掛かります。
お出掛けの際はご注意を。







2013年5月14日火曜日

もう一つの区切り



―笑った顔が柔らかくなったな。
  お前はいつも笑ってるけど、前に会った時は少し硬いなって思ったから―





20年来、好きなひとがいる。
20年間毎日想い続けた訳じゃないから、好きなひとと呼ぶには語弊があるかも知れないけど。



正確には、会うと「やっぱりこのひと好きなんだよな」と思うひと。


そのひととは別に、好きな相手も現れたし一度は結婚もした。
本当はそのひとが好きなのに付き合ってたとかいうのとは違う。
その時々はその相手のことが好きだった。



10代の頃に出会ったそのひとは、ちょっと憧れるくらいの存在だった。

知らないってすごい。
当時は手放しに「大好き」を表現できた。




そんな女の子だって嫌でも少しずつ女になっていく。
年齢を重ねるにつれ、そのひとが多少の距離を置くのを感じるようにもなっていった。




どうにかなろうと思うことも、
どうにかしようとすることも、なかった。


それでよかった。



気付けば、知り合って20年が過ぎた。





久しぶりに会った。
似たような時期に、互いにそれぞれの父を亡くしていた。
近況報告は少しつらいものになった。



腹減ってないか?

ううん。食べてきたから。



すぐ、子供扱いする。
それを心地よく感じている。







笑った顔が柔らかくなったな。
お前はいつも笑ってるけど、前に会った時は少し硬いなって思ったから。






茶化すしかなかった。
そのひとはただ笑っていた。




変えようとか忘れようとか頑張る必要はなかった。
思いがけなく長い時間が過ぎたけど、その内自然に変化の時がくる。


そのひとは変わらない。
私も変わらない。
間にある関係だけが少し変わって、また一つ、区切りがついたのを感じた。







2013年5月12日日曜日

前橋市民芸術文化祭 茶道部門大茶会

五月。

着物の季節は袷から単衣に移り、今日も朝から着付けしてお茶会に行って来ました。



いやぁ、如何せん暑い。
昨日の雨模様から一転、天気がいいのはいいんだけど、ひたすら暑かったです。

こうなったら袷だろうが単衣だろうがあんまり関係ない気がする。。



とか言っちゃうと風流もへったくれもなくなっちゃうね。





今日のお茶会は、前橋市民芸術文化祭の茶道部門大茶会。


場所は前橋の県庁やグリーンドームから程近い臨江閣です。




臨江閣は建物の雰囲気がとっても良くて好き。
かなり古い歴史的建造物です。

明治時代のレトロな木造二階建て。



臨江閣は近代和風の木造建築で、全体は本館・別館・茶室から成り、本館と茶室は県指定、別館は市指定の重要文化財となっています。
 本館は明治17年9月、当時の群馬県令・揖取素彦(かとり もとひこ)や市内の有志らの協力と募金により迎賓館として建てられました。
 別館は明治43年一府十四県連合共進会の貴賓館として建てられた書院風建築です。また茶室はわびに徹した草庵茶室で、京都の宮大工今井源兵衛によって本館より2カ月遅れて明治17年11月に完成しました。
by 前橋市HP(下記画像も)




内部はこんな感じ。
襖を外してぶち抜きの一間にしてお濃茶席に使ってたのがここだったと思います。

このお座敷に照明がアレ↑
近代和風って感じでしょ。
お庭も藤棚があったり池があったり、純日本庭園に囲まれています。




今日のメインはお煎茶。
表千家の先生もされてお煎茶でも先生をされている方が、お煎茶でお点前をするというコトで社中の皆さんで見に行ったという前振りです。
日頃お抹茶のお点前は拝見していましたが、お煎茶のお点前を見られる機会はなかなかないので横断幕を持って応援に。。



お煎茶はお道具も違うので、出来れば画像を撮ってきたかったのですが、あまり慣れない中でヘタレな私はまた撮れずに帰ってきましたorz


でも、いつも素敵なお着物でお抹茶とは違うお点前をするその先生が淹れてくださった玉露はとっても甘くて美味しかったです。






次に入ったのは、表千家。


お掛け物は「清風動修竹」。
「せいふうたけをうごかす」だったかな。
お筆書きは。。而妙斎って言ってた??
このお花押。。見たコトあるんだけど。。





お花は牡丹です。
今日の為に丹精して、蕾のまま保ったんだとか。
牡丹の蕾ってこんなに丸かったのね。。





お道具は撮れませんでしたorz
でも、頑張ったの。




ここで。。
三席入れるんだけど、何故か最初の一枚目のお茶券を出した後、もう二枚のお茶券が行方不明に。。
色々探しても見つからなくて、着物の、あんまり手を突っ込むと崩れる辺りに入り込んだか??と思い、ご一緒した他の先生が一枚お茶券をくださったので、それで表千家に入れて頂きました。

着物を脱いだら出てくるだろうと思っていたら、出てこなかった。。
落としたら気付くと思うんだけどなぁ。。どこ行ったんだろう??




ただ今回のお茶会は、同じ社中の皆さん以外のいつもお見掛けする人達に全く会わない、若干不思議な感じのするお茶会でした。


通常の駐車場がいっぱいで隣の駐車場に置くくらいの混雑だったので、さぞ混んでるだろうと臨江閣の中に入ってみると、そうでもない。
で、誰にも会わない。


そんなに広い世界じゃないから、流派に関わらず毎回見掛けるなぁって人が多いのですが、今回はそういう皆さんを一人も見掛けなかったのが何だか不思議って話しながらのお茶会でした。

私達はお煎茶の先生もされてる方がいらっしゃるからたまたま。。だったのかも知れませんが。




それにしてもホントに誰にも会わなかったなぁ。
泰山さん(←ちょいちょい小物を買いに行くお道具屋さん)も来てなかったみたいだし。。


お茶会でご挨拶するだけみたいな感じの方も結構いらっしゃるので、それはそれで残念でした。








これでこの春のお茶会シーズンはひと段落です。次は秋。
一年てあっという間だなぁ。。








2013年5月10日金曜日

イタリア紀行 ―Portofino & Cinque Terre ―

GWもすっかり終わり、週末になると元気にブログを更新する殊勝なMegです。


ええもう気分はすっかり五月病です。
やる気なし子ちゃんです。
何とでも呼んでください。
やっぱやめてください<(_ _)>




さて、ここしばらく行ってもいないイタリアの旅の続きを書きます。


ジェノバを後にして向かった。。というか、立ち寄ったのは、ポルトフィーノ。

ポルトフィーノは、人口529人のイタリア共和国リグーリア州ジェノヴァ県のコムーネの一つだそうな。
by Wikipedia


そっかぁ。
人口そんだけしかいなかったのか。
じゃああの混みっぷりは観光客だったってコトか。
それはそれで素晴らしい。


↓↓↓↓↓ココカラ

ネズミ―シー。。に見える。。気がする。
水溜りは地中海。ホントに地中海。






その証拠に。うりゃっ。

水溜りは確かに地中海です。




地中海って、そんなにきれい!!っていうイメージなかったの。
きれいなのはオーストラリア辺りのグレートバリアリーフとかだと思ってたの。
地中海、きれい。
正直ビックリした。






海沿いを散策出来るようになってます。







何とかいう広場。
知らん。←基本いい加減。







ポルトフィーノの町中。
これ殆ど観光客ってコトか。







に、ねこさん。








ランチ。
味付けは塩コショウとレモンだけっぽい。
ドイツにいて魚介類に飢えてた理由だけじゃなく、旨かった。







うっかり住み着きそうになりました。









ポルトフィーノをちょこっと散策して、次の立ち寄り先は、チンクェ・テッレ。




道中はどうしても。。



大体イタリアってさ。。






ざっくり過ぎ。
めんどくさいので、Web上のヤツを拾ってきました。








おいコラちょっと待て。




車で通り過ぎるのに、これを一目で見ろと?
どれだけ動体視力が必要なんですか??的な代物ばかりです。

ええ、イタリアの国中どこでもこうです。
ヨーロッパには信号の代わりに、一方通行でぐるぐる廻って行く方向を決めるRoundabout(ラウンドアバウト)という円形の交差点が非常に多く、○○こっち→っていう標識に地名が書かれているのですが、イタリアに関してはその地名が一廻りでは読み切れない程並べられてます。
上記の画像はまだマシな方。もっといっぱい並んでるトコもあります。
なので、必要に迫られてぐるぐる廻るコトになります。
並べりゃいいってもんでもありません。



500km近く離れてるのに「ローマこっち→」とか。
そもそもナポリとミラノとカプリにシシリアまで一遍に道案内しようって時点で間違えてます。





他の国はここまで多くなかったような。
少なくともドイツではこんな無謀なコトはありません。


ちなみに、一枚の標識一面に相当小さな文字で、余白は敵とばかりに何やらぎっしり書かれているようなのもありました。






まぁ、いずれにしろ読めないので大した問題ではありませんが。








チンクェ・テッレは、イタリア北西部のリグーリア海岸にある5つの村を指す。険しい海岸に色とりどりの家屋が並ぶ文化的景観によって知られており、ポルトヴェーネレや小島群などと共にユネスコの世界遺産に登録されている。また、チンクエ・テッレはワインの産地としても知られる。
by Wikipedia


…へぇ。


世界遺産なら行かなきゃしょうがないだろう!!ってな訳で向かいましたが。。
…ホントにこんなトコにそんな漁師町あンのか??って感じの険しい山道をウロウロすること20分くらい。






チンクェ・テッレ。




さすがに5つの村全部回ってる時間はなかったので、上記だけですが。





山も険しきゃ海も険しい。






ここも観光客がいっぱい。




この通りでいか焼き食っ食べたんだけど、食意地が張り過ぎて画像なし。
忘れてた。めっちゃ旨かった~。






チンクェ・テッレからまた移動して。。










地球は丸い。








To be  continued.....








2013年5月4日土曜日

五月のお茶室

肌寒く始まったGW後半、皆さん楽しく過ごされてるコトと思います。


私はGWは細かな予定は色々入っているものの、楽しみにしていた遠出の予定がなくなって、次の機会を虎視眈々と狙っている状態です。。

喪が明けるまではあんまり出掛けられないかも知れないな。。






今週はお茶もバレエも普通にあって、今月のお茶室をまたUpしてみます。


五月といえば端午の節句。
初節句をお祝いしてるお宅もあるかも知れませんね。










お掛け物は「薫風自南来」。
「くんぷうじなんらい」と読みます。太玄さんのお筆書きです。







お花は右の紫のお花から「羅生門蔓」
ピンクのが「壺珊瑚」
黄色「分かんない」忘れちゃった。。
一番左の紫が「小田巻」です。
花入れは粽かご。



私はどうも、お花の名前が覚えられない。黄色が分かんない。
先生はじめ、皆さんとってもお花の名前に詳しいのに、どうしても覚えられない。
いや、覚えたのもあるんですけどね。



ちなみに。。端午の節句では花菖蒲を飾りますが、花菖蒲と文目の見分け方って知ってる?

花菖蒲は雄で葉よりも高い位置に花が咲くんだそうです。
花も杜若や文目よりもデカい。
花菖蒲は「勝負」にも通じる事から、端午の節句に飾られるとの事です。

文目は葉よりも低い位置に花が咲いて、花も小さく雌の花。

それと、花自体はとても似ているのに、花菖蒲と文目は種類が違うらしい。
ってか、菖蒲、花菖蒲、文目、杜若とこの四種類がそっくりで一見しては見分けが難しい。

菖蒲は菖蒲湯や菖蒲酒など、端午の節句に用いられます。
根茎辺りの強い芳香で邪気を払うそうな。
ほんのりサトイモ科。

元々花は「肉穂花序」と言われる↓こんなヤツ


で、根本辺りに目立たない感じで↑が花。
湿地に生える。




花菖蒲は江戸時代頃に改良されて出来たそうです。










文目。
花びらのところに文目模様があります。







杜若。
花びらの元が白とか黄色。
文目模様がない。



文目と杜若はアヤメ科。



なぁんてね、実は私も全然知らなくて、先生に教えてもらったのさ。





風炉になりました。
棚は丸卓(まるじょく)、お茶器は白漆の八ッ橋。
水指が。。忘れたぁ。。今度はメモしてきます。。





この日、先生はお取り寄せのお菓子をくださいました。


「藤岡茶道会大茶会」の時に載せた「藤団子」完全版。
食べないで我慢して持って帰ってきたんだよ。
エライなぁ~私。








今日はバレエのレッスンが妙に効いて、昨日の夜から見事に筋肉痛。
いつもと同じ感覚でやってたのになぁ。。







さて、呉服屋さんに行くかぁ。。